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第122回

おもしろ作文倶楽部物語集(10/17)


 9月のおもしろ作文倶楽部の授業では、オリジナルの物語作りに挑戦してもらいました。子ども達の発想は、こちらからうまく引き出してさえいけば、本当に、驚くほど広がっていきます。いろいろな校舎から次々と作品が送られてきています。あまりにたくさんありすぎて、とても全部はご紹介できませんが、そのうちのほんのちょっとだけでも、ぜひご案内したいと思います。本当に傑作ぞろいです。

『ある春の日、山で男の子がキノコを集めていました。そこに突然金色のゴリラがあらわれました! オオカミやクマにおそわれそうになりながら、ふたりは宝探しに出かけます。ふたりが本当に見つけた宝物とは……?』
→波乱万丈の冒険物かと思いきや、最後には感動的な家族の物語になって終わります。後味の良い物語になりました。
『「わたしを飼ってください」という声がします。話しかけていたのはニワトリでした。主人公は世界一すばらしいニワトリ小屋を作りました。そのお礼にニワトリは、スーパーのレジ係になって……?』
 →予想もつかないストーリー展開にびっくりしました。おしゃべりのできるニワトリがとてもかわいかったです。
『テレビからニュース速報が流れてきました。総理大臣が「今年からウソをついてはいけない」というのです。思わず主人公の女の子は「イヤダー」と叫んでしまいます。すると総理大臣がテレビからいきなり出てきて……?』
 →あっと驚く始まり方ですね。現代の政治に対する風刺も感じられます。現実の総理大臣だったらどうするだろうか、なんて考えてしまいました。
『雪山でひとりぼっちの雪だるまが、友達がほしいと山を降りることにしました。けれども、降りていくうちにどんどん体が大きくなってしまいます。町に着いた大きな雪だるまに、怖がってだれも近寄ってきません。そのとき……』
 →本当はやさしい雪だるまがよく書けていました。人間たちと仲良くなっていく場面もとてもよかったです。
『ある女の子の家に4匹の子ネコが生まれました。しかし、女の子の家では、これ以上ネコを飼うことができません。どうしたらいいでしょう。女の子は本当に困ってしまいます。そして……』
 →子ネコの視点で書くという難しいことに挑戦していて、物語に緊迫感が出ています。生まれたばかりの子ネコからみれば、どんなやさしい人間もはじめは怖く見えるかもしれません。よく考えて書いているのがわかりました。

 いかがでしょう? ほんのちょっとだけですが、最後まで読んでみたくなるようなお話ばかりだと思いませんか? これ以外の作品もまだまだあります。NEWS通信など、様々な形でまたご紹介していきたいと思います。どうぞお楽しみにしてください!

NEWS青葉台校室長   
三木 裕

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